「かっこいい!見るだけじゃなく、この中に入って踊ってみたい!」
30年以上秋田に住んでいて、2010年に転勤で盛岡に引っ越し。
2011年6月の東北六魂祭で、初めて盛岡さんさ踊りを見た時に感じたことでした。
すぐ隣の秋田にずっと住んでたのに、こんなにかっこいいものを今まで知らなかったことにも驚きました。
男のさんさ太鼓に一気に魅了されて始める事を決めた
生まれて初めて見た盛岡さんさ踊り。
私が一番目を奪われたのは、力強く大きな動きをする男のさんさ太鼓でした。
盛岡さんさは女性の参加者が多いのですが、その中だと男性のさんさ太鼓は一際目立っていて、存在感も大きく感じたんです。
もう、一気に魅了されてしまいました。
その時決めたんです。
「私も盛岡さんさ踊りをやる!」と。
さんさ好みとの出会い
「盛岡さんさ踊りをやる!」と決めたのですが、転勤してきて知り合いも少なくツテも全く無し。どうやって始めればいいのか全く分かりませんでした。
盛岡さんさ公式ホームページに書いてた番号に電話して「盛岡さんさ踊りのパレードに出てみたいです。どこで参加できますか?」と聞いてみたら、
「今からなら、さんさ好みが募集しています」
と答えが返ってきました。
ですが、「右も左も分からない自分が行って大丈夫なんだろうか?」と迷い始めます。
「とりあえず、行って見てきたら?」と背中を押してくれたのが私の妻。
「よし・・・、じゃぁ行ってみよう!」となり、初めてさんさ踊りの門を叩くことになりました。
これが私とさんさ好みの出会いです。
奥が深い、見る人が喜んでくれる、だから楽しい
ワクワクしながら始めてみたものの、実際に踊ってみるとこれが難しい。
そして奥が深い。
さんさ踊りを始めて10年になりますが、総じて楽しく活動させて頂いています。
ですが、すべての演舞で人を魅了させるまでの道のりには終わりが無いと感じています。
今では派遣演舞活動にも参加させて頂いてますが、演舞が終わった後は「まだまだだなぁ・・」「今回はここが良くなかった」とよく反省しています。
でも、反省するからこそ楽しい。
「悔しい!もっと上手くなりたい!次は・・!」と思って、次の練習や派遣活動に向かって頑張ろうと思う力になっているから。
そして上手に踊れるようになって、その時の全力を出し切る事が出来れば、さんさ踊りを見てくださる人が喜んでくれることにもこの上ない魅力を感じています。
「奥が深く精進する力になる」
「上手くなるほど、見てくださる人が喜んでくれる」
「そして自分も楽しい」
「いろんな世代の人と接しながら、一つの目的の為に活動できる」
と、良いこと尽くめを存分に味わえるのが盛岡さんさ踊りだと感じています。
あの時さんさ踊りを見て良かった。
あの時さんさ踊りをやると決めて良かった。
背中を押してくれた妻にも感謝。
初心者の私を受け入れてくれたのがさんさ好み。
さんさ好みは、「純粋に、ただ盛岡さんさ踊りが好き」と思っているメンバーで溢れています。
メンバーの志が皆同じで、さんさ踊りへの想いを共有しながら踊る。そんなさんさを踊っている時は本当に楽しい。
盛岡に引っ越してきて、さんさ踊りに出会えて本当に良かった。
「私が一生続けたいもの」の一つに、さんさ踊りが加わりました。
さんさ好み まなぶ