さんさ好み代表 藤本千花子 「さんさ好みと繋がっている全ての皆様に感謝」

さんさ好み千花子

小学4年生で盛岡に転校して参加した町内会のさんさ踊りが私のルーツ。

はじめてさんさ踊りを見た瞬間「絶対やる!太鼓やる!」って思った。

特にみんなで踊る輪踊りが大好きだった。
同じ町内会で、たまに練習に来てくれるミス太鼓のお姉さんが憧れで、後ろにピタッとくっついて真似してた。

指導してくれるおじさん達に「上手くなったな」って褒められる事、パレードで前の方に並ばせてもらえると嬉しくて、「もっと上手くなりたい!」って思った。

 

高校2年生、念願だったミス太鼓になれて、レベルの差を見せつけられた。

先輩たちの踊りが上手すぎて衝撃だった。
今まで間違って踊ってた部分をたくさん直された。
落ち込むこともあった。

でも、ミス太鼓時代の10年間で私は成長できた。
どうやったらもっと「魅せるさんさ」が出来るかをじっくり考える事ができた、わたしの宝物の10年間。

素敵な仲間に恵まれ、この仲間とこれからもずっと一緒にさんさがしたいと思って、さんさ好みを立ち上げる事を決めた。

 

さんさ好みを立ち上げた2004年に妊娠、出産。
けど、さんさ踊りって妊婦でも出来る(笑)
その時は太鼓をかつげないおかげで横笛を覚えられたし、パレードでは鉦も叩かせて貰った。

パレードの先頭で横断幕を持ってくれる妊婦さんもいる。
赤ちゃんをあやす時も、どんなにグズってても抱っこしてさんさを踊ればご機嫌に♪
さんさの力ってほんとスゴイ!

 
さんさ好み代表千花子

さんさ好みを立ち上げてから、いろんなイベントにも呼んで頂けるようになった。
練習した成果を披露する場所を頂けることって、さんさ踊りをやっていて本当に幸せな事!

基本何でも引き受ける私にいつも賛同してくれる仲間がいて、楽しいさんさ人生を続けられてます。

いつも思う、人に恵まれてる!ついてる!
全部さんさ踊りが出会わせてくれたんだ!
そして、また頑張ろうって思える!

さんさ好みを立ち上げて18年、いろいろあったけど、いろいろあるって事は、さんさ好みが生きてる証拠。
どんな時でもチャンスに変えて、さんさ好みはこれからも成長します。

盛岡さんさ踊り団員

さんさ踊りが大好きな人なら誰でも入れるさんさ好み。
さんさ好みがさんさを踊ることで、私が小さい頃に感じた「かっこいい!」「やってみたい!」「見たい!」って思って欲しい。

経験年数とか、どこの団体でやってたとか関係ない。
さんさ好みは自由な団体として、新しいさんさの可能性にもどんどん挑戦したいし、向上心を忘れずに成長したい。
この姿勢は変えられないから、みんなついてきてください!

そして何よりも「さんさが大好き」って気持ちを忘れずに、この想いを子供たちにも繋げていきたいです。

今までもこれからも、さんさ好みで繋がっている全ての皆様に感謝致します。

皆様、ありがとうございます!
さんさ好みちかこ

さんさ好み代表 藤本千花子